おしらせ。
フォノンカフェルーム名古屋大学情報文化学部支店は、2009年に入学してからずいぶん留年を続けましたけど、2019年3月25日にめでたく「卒業」することになりました。
その当時、大学内にカフェが出店することはとても画期的なことでした。
学生さん達の集まる場所が限られていたので、先生方が「その場所を作ろう!」と計画されたのがきっかけです。
それは広く公募されて、色々なお店が手を挙げました。この店もその一つでした。
コンセプトを立てて(必死)プレゼンテーションをして(ちょっと怖かった)選んでいただきました。
時は流れ、学内には他にもくつろげる場所がたくさん出来ました。
皆さんのご期待に添えたかどうかはわかりませんが、そんな場所が学内に増えたことが、先生方お一人お一人の想いと、私達がここにいた証かなと、嬉しく思っています。
この店はなくなりますけど、ここでの時間や出来事が、ずっと皆さんの心に残るといいなぁと思っています。
それはこの店で「生協カード」が使えず焦った春の日のことだったり、先生と鉢合わせして慌ててテイクアウトに切り替えた夏の日のこと。
飲めなかったブラックコーヒーが飲めるようになった秋の日のことや、タッチの差でランチにありつけなかった冬の日のこと。
ムシャクシャしてことをカウンター越しにはき出した日のことや、内定で気持ちが高ぶり一番高いヤツ(しかも2杯)を頼んだ日のこと。卒論、博論、レポートに追い詰められた寝不足の日の朝のこと。
この客席で何かひらめいたこともあったかもしれない。
この窓辺で生まれた恋もあったかもしれない。また、その逆も。
そんなこんなをずっと皆さんの近くで見てきました。楽しかったなぁ。ありがとうございます。
きちんとさよならを言えなかった方もいることですから、新学期、がら〜んとした客席を眺める誰かにたずねられたら、
「アイツ卒業でいたらしい」
と、お伝え下さい。
これまで御世話になりました皆様へ、心より御礼申し上げます。
とても不出来な私達でしたが、可愛がって下さって、本当に感謝しています。 フォノンカフェルーム
名古屋大学支店は、情報文化学部の2階にあります。飲み物や食べ物が提供されるのがカフェの役目・・・なのですが、本当は語らいが生じたり文化が精製される場所としての側面を一番大切にしたいと考えています。例えば、コーヒーカップ片手に語らう中で生まれてくる「いろいろな」こと。これをうまく見つけて育てれば、貴方は支払ったコインから、コーヒーカップの中身よりも美味しい何かを手にすることになるかもしれません。ここはそんな希望に満ちた空間です。
Coffee machineコーヒーマシンは、ヨーロッパの職人が作った美しいマシンを採用しています。オーダーをいただいてから、グラインド、手作業でカートリッジに詰め、マシンにセットします。作り手で微妙に異なる味は、均一化するのに技術を要します。 | Taste
私たちのコーヒーはとても濃厚です。文化や芸術が花開いたウィーンのカフェにあやかって、ミルクやホイップクリームと合わせたアレンジ珈琲を中心にメニューをご用意しています。 | 春夏メニュー始まりました。
ベーシックなメニューの他にシーズンメニューをご用意いたしております。 | ||||||||
おはようございます。
| ポットケータリング好評です!
| 名古屋大学?前身校は1871年まで遡る由緒ある大学です。日本に7つある旧帝国大学の1つです。様々な人々が集うこの環境に私たちのカフェはあります。 名古屋大学情報文化学部?文系と理系の両領域の教員が教育・研究を行っている学部です。色々な分野の先生、そして学生さんが集うとても魅力的な学部です。 情分カフェ?ここでは月一回様々な教員、研究者が毎回発表をしています。皆さん珈琲片手に豊かな時を過ごしています。ここでしか聞けない魅力的なお話、詳細はこちらのリンクから。 | ||||||||
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